人狼流浪記

少なくとも人に読ませるようには書いていない。

猫パン純愛、初日にパン屋を出すか議論メモ。

この手の進行論は、

「君が損になると思うなら出ればいい」で済んでしまうことが多いですが・・・

 

この議論に関する確率メモを書くぐらいならいいかなあ、

なんて思い、書くことにしました。

 

 

猫パン純愛配役の概要。

村村占霊狩猫パ呪 狼狼信黒 純(村陣営8、狼陣営4、第三陣営1)

初日犠牲者無しの13人スタートです。

初日占いはラン白。

 

6吊り4~5人外の配役で、

純愛がどちらの陣営につくかで実質人外数が変わります。

 

呪われ噛み→狼覚醒が起きた場合は、縄増え無しで人外数の増加となります。

 

パンを出すべき、側の確率。

今回は2-1盤面(真信-真)を想定することにしましょう。

最も見られる陣形だと思うからです。

初日囲いは無いものとします。

また、パン屋は真占いから初日白を出されていないものとします。

純愛は潜伏する前提にしてみましょう。

 

≪今回の基本となる盤面情報≫

占いCO:①→④白

占いCO:②→⑤白

霊能CO:③→

灰:⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬(8灰3人外)

 

真占いがパン屋を占った場合、損になる。

パン屋を出すべき、派の1大主張はこれです。

8灰から1本指定で素村を吊ると仮定して、片白噛みを想定しましょう。

 

≪素村吊り→片白噛み≫

占いCO:①→④白 ?白

占いCO:②→⑤白 ?白

霊能CO:③→⑥白

吊:⑥→

噛:初日犠牲者→④

灰:⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬(7灰3人外)

 

夜の時点で1/7でパン屋を占う可能性があります。約14.28%としましょう。

 

パンを出すべきではない、側の確率。

こちらの側の理由は複数ありますね。

  • 呪われ覚醒の可能性が上がる。
  • パントラップの可能性がなくなる。

順番に見ていきましょう。

 

厳密に言えば、猫噛み、狩噛みの確率なども変動しますが、

これは狼がどの噛み方で戦うのかを選ぶかにもよるので、

一旦保留にしておきましょう。

 

呪われ覚醒の可能性が上がる。

≪素村吊り、パン屋を出す場合≫

占いCO:①→④白

占いCO:②→⑤白

霊能CO:③→⑥白

パン屋CO:⑬

 

吊:⑥→

噛:初日犠牲者→

灰:⑦⑧⑨⑩⑪⑫(6灰3人外、狼を⑦⑧と仮定。)

便宜上、都合よくグレーに呪われがいる前提にしておきましょう。

この場合、狼の灰噛み択は⑨⑩⑪⑫なので1/4

ただし、この中には猫又や狩人がいる可能性もあります。

 

≪素村吊り、パン屋を出さない場合≫

占いCO:①→④白

占いCO:②→⑤白

霊能CO:③→⑥白

 

吊:⑥→

噛:初日犠牲者→

灰:⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬(7灰3人外、狼を⑦⑧と仮定。)

この場合の狼の灰噛み択は⑨⑩⑪⑫⑬なので、1/5

1/5と1/4の差は1/20ですので、5%の呪われ覚醒率の上昇です。

 

パントラップの可能性がなくなる。

素村吊り、片白噛みを仮定すると、

パントラップ(信→パ黒)の確率は「呪われ覚醒率」と同様になります。

 

したがって、パン屋を出さない場合のパントラップの可能性は1/5

パン屋を出す場合、パントラップの可能性は0になります。

 

確率まとめ

  • 真占いがパン屋を占う確率:1/7
  • 呪われ覚醒率

   パン屋を出す場合:1/4

   パン屋を出さない場合:1/5

    差:1/20

  • パントラップの確率:1/5

 

確率だけを見るとパン屋潜伏のほうに軍配が上がりそうですが・・・

そもそも、呪われ覚醒率の計算で仮定した、

「素村吊り→完灰噛み」の手順を狼が実践で踏むのかという点にかなり疑問が残ります。

 

この確率をこの仮定で考えること自体が間違いだったかもしれませんが・・・

記事の目的である確率メモとしては役に立つので一応残しておきましょう。

 

上記の呪われ覚醒率の計算は、

「素村吊り→片白噛み」の手順で考慮するのであれば、

完全に無意味なものとなります。

真占いが呪われに初日白出す確率はパン屋の位置によって変動しないからです。

 

現実的には真占がパンを占う確率と、

パントラップが発動するの確率が比較するのが良いのでしょう。

 

つまり、狂信者の占い択をどのように制限する場合においても、

つまり、狂信者の占い択を実質5択とする場合と、それ以外の場合において、

真占い師の占い択は、狂信者のそれと同等か、それよりも多くなるので、

パン屋は潜伏したほうが得という結論になります。

 

→真占い師の占い択は常に7だが、狂信者の占い択は目的によって変化する。

これは狂信者が村陣営に黒を打とうとする場合に占い択が7→5に減少する例を含む。

この場合の真占いのパン占い率は1/7、狂信者のパントラップ率は1/5。

パン屋を出さない場合の比較においては、

パントラップの発生率≧真占いのパン屋占い率 となる。

>したがってパン屋を潜伏させていたほうが得になる可能性は高い。

 

狼が素村吊り→完灰噛みという選択肢を取った場合も、

パン屋を出した場合は、当然覚醒率が上昇するという点は、

この結論の補強となります。

 

いずれにしてもほとんど誤差みたいな数字なので、

確実に村が損になる狼の手順を示せない限りは、

「その場にいる君が損になると思うなら出ればいい」が結論になります。

以上。