人狼流浪記

少なくとも人に読ませるようには書いていない。

ダンジョン人狼・レビュー(めも書き)

狼はバレてもいいからとにかく早くキルをしろ!!!!!

 

鈴白や占い白など、情報が増えれば増えるほど自然と狼陣営はあぶれていく。

だからとにかく速戦即決で勝負をしかけることが大事なんだ。

 

アモングは時間経過で情報が落ちたりはしないけど、

ダンジョン人狼はそうじゃない。

だからアモングよりもキルペを意識することが大事なんだ。

 

3狼→2狼になるよりも、2狼→1狼になるほうが厳しいとか細かい戦術論はあるけど

とにかくキルをしないことには始まらない。

 

むしろ初心者ほど早くキルすることを意識してほしい。

死ぬまでに最低2キルは通してくれ。

初心者がキルを躊躇えば躊躇うほど、

君の相方がキルしなければいけない人数が増えるんだ。

バレるバレないの問題じゃないんだ。

君の存在が狼陣営にとっての負担にならないようにしてほしいだけなんだ。

 

ダンジョン人狼・レビュー

総評

アマングよりも難しそうに見えるが、実はアマングより難しくない人狼

時間経過で情報が増える点や、

インポスターがサボタージュを起こせない点などが特徴的。

モバイル版アマングよりも話が通じる人が多い。

(決してレベルが高いという訳ではない。年齢層が若干上というだけ。)

 

面白い点。

基本的にアモングの面白い点と被っている。

ログがちゃんと残るのは明確にアモングよりもいいところだと言える。

マップが広いのも遊び甲斐があっていいと思う。

ギミックや情報の種類が多いのもいいね。

 

戦術が開拓されてないのも良いよね。

どうせ1年もすればマダミスJみたいにクソ戦術で溢れかえるのだろうけど・・・

鈴を何個目に拾ったのかを言うこと、

マップをいくつかのエリアに分けて指定されたエリアからでないように探索すること、

この辺りの戦術いずれ出てくると思うな。

死んだ人が積極的に鈴を探しにいくべきなのかも考える必要がある。

 

面白くない点。

1ゲームの負担が大きい。途中退室ができない。

これは手軽さの観点では、すごく悪いこと。

アモングなら死亡したらすぐ抜けて別部屋に行く・・・なんてこともできるけど

D人狼だとこれはできない。

初手のスポーンが悪くて即キルされてn十分拘束なんて、

された側からすればたまったもんじゃない。

それだけ無意味に拘束される人間が多いほど部屋の回転率も下がる。

荒らし対策の意味もあると思うのだけど、ちょっとこの退室禁止システムは微妙に感じた。

 

友達同士でワイワイ遊んだりするのにも、このゲームはハードルが高いよね。

アモングなら小マップで4人で遊ぶ・・・なんてこともギリできるけどD人狼だと無理。

だから人を誘いにくい。

人から人に広がりにくいゲームの造りだと感じてしまう。

 

根本的に「鈴白」がそんなに面白くない。

鈴を獲得したタイミングで増やす表記方法は最悪。

村建てする人は「隠す」の設定にしたほうがいいと思う。

どれだけ神キルを通したところで、鈴白や占い結果がポンポンと出てしまえば簡単に人狼が吊られてしまう。

初心者には優しいシステムだけど、悪く言えば競技性が低い。

 

護衛ガードの仕様とかもそうだよね。

1回のキルを防ぐならまだしも、

2回も3回も同じターン中なら無限に防げるのは良くない。

これも結構な確率で護衛カードが出るもんだから確白をキルできる可能性が大幅に下がる。

つまり微妙に疑われているグレーをなぜか率先してキルしなければいけなくなると。

非常に面白くない。

残り3人盤面で護衛とかされるもんなら理論上1/2で負けるようなもんだよねこれ。

 

悪い意味で「調整」されすぎている。

悪い意味でぶっ壊れのキャラがアモングほどいない。

 

聖騎士はアモングのシェリフとかは役職性能もろ被りではあるけど、

1キル1キルが重いゲームなので簡単に真証明をすることができない。

そもそもマップが広い、足が遅い、スポーン場所を選べない等々の理由で、

探索時にシェリフに公開処刑させる戦術が取りにくい。

取ろうとすれば取れるんだけどね。

初手キルまでの時間調整とか各個別部屋設定での調整が望まれる。

 

ゲームとして無難すぎる印象がある。

プレイヤーの脳汁を出させるような刺激が足りていない。

狂信の毒蜘蛛とかもそう。

1試合に1回だけ、1ターンに1回だけとか非常に面白くない。

(実際は設定で無制限にできるんだけど、それを躊躇う村長が多い。)

これの運営の調整ミスを嘆いているのではなく、遊んでいる人間が面白くないということを嘆いている。

 

その一方でマッドメイト・・・

D人狼で言う狼信者がベントに入って噛まれ回避をしたりすることはできない。

これは調整してこうなったのか無調整なのか・・・。

まあ視認なしのキルがあまりにも通しやすいゲームなので、

9人配役で初手3キル通して即RPPとかも興ざめで、このような調整になったんでしょうか。

 

調整がされすぎているせいで、

プレイヤーが取れる行動の自由度が結構低いこと。

個人的にこれは結構苦痛に感じるレベル。

裏を返せばアモングよりも高クオリティなゲームだということでもあるのだけど・・・

 

こういう仕様や調整のせいで実はアマングよりも戦略性が低い。

各陣営各人ができることの幅が狭い。

あんまりやり込める感じのゲームではないように感じた。

できるだけ各陣営平等に勝てるように作りこんだ意識はすごく感じるが。

どちらかと言えば、楽しさを追求するより惰性で遊ぶゲームという感じ。

まあ、惰性で遊べるゲームは良いゲームだからね。

ゲームデザインだで言えば少なくとも今年リリースされた中では最も好みではある。

 

幸いにも設定面はかなり応用が利くようになっているので、

できる限り面白いように調整された配役・設定が登場して定着することを待つばかり。

 

あと通報禁止部屋(鬼ごっこ部屋)などは漏れなく厳しく対処してほしいと思う。

ただただひたすらに邪魔。

こっちは「鬼ごっこ」じゃなくて「D人狼」をしにきてるんだ。

脱獄ごっこでも入れて遊んでろ。